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「お酒を飲まない夜」をどう過ごす? 60代が語る新しい選択肢

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「お酒を飲まない夜」をどう過ごす? 60代が語る新しい選択肢

はじめに:昔は「無理して飲んでいた」

若かりし頃、上司に連れられて行った接待の席。私は「お酒が好き」なふりをしていました。勧められるままに飲んで、気分が悪くなってトイレへ駆け込む。もちろん、上司にもお客さんにも、多大な迷惑をかけてしまいました。今思い返しても、苦い思い出です。

「酒は百薬の長」なんて言葉を盾に、無理して飲んでいた時代。当時は「飲んでこそ一人前」なんて空気も少なからずありましたね。

でも、今の時代はどうでしょう。お酒が飲めなくても、無理して付き合う必要はなくなりました。先日、アサヒビールが発売したノンアルコール飲料「ウィルキンソン タグソバー」のニュースを見て、改めてそう感じたんです。

「夜専用炭酸水」。お酒を飲まない人でも、夜のリラックスタイムを豊かにしてくれる、新しいコンセプトの商品です。この商品から見えてくるのは、私たち60代が歩んできた時代とは全く違う、現代の新しい価値観です。

1.なぜ今、ノンアルコール飲料が人気なのか?

健康志向の変化がまず挙げられます。昔は「健康のためにお酒を飲む」という、やや義務的な感覚がありました。それが今は「自分が好きなものを、自分のために選ぶ」という、もっとポジティブで能動的な考え方に変わってきています。

そして、「乾杯」の意味合いも変わってきています。かつては**「お酒を飲み始める合図」だったものが、今は「楽しみを始める合図」**になったのです。その中に、お酒もノンアルコールも、それぞれが選んだ飲み物が並んでいます。

これも、一人ひとりの生き方が尊重される「多様性の時代」を象徴しているのでしょう。お酒が飲めなくても、夜の特別感を楽しむことができる。そんな自由が生まれたことで、ノンアルコール飲料市場はますます拡大しているのです。

2.実際に飲んでみました!

話題の「ウィルキンソン タグソバー」、私も早速試してみました。グラスに注ぐと、ふわっと爽やかな香りが広がります。ひとくち飲むと、あのウィルキンソンらしい強めの炭酸が喉を通り抜けるのですが、驚いたのはその後です。

ただの炭酸水にはない、フレーバーの満足感が口の中に残ります。

「アルコールを飲まなくても飲みごたえアリ!」

まさにそんな感覚で、飲んだ後の満足感は、お酒を飲んだ時に近いものがありました。

3.これからの夜の過ごし方

「ウィルキンソン タグソバー」のような商品の登場は、お酒を飲む人にも、飲まない人にも、それぞれのスタイルで夜を楽しむ自由を与えてくれます。

これからは、お酒もノンアルコールドリンクも、気分や体調に合わせて選ぶ、夜の特別感を楽しむための普通のアイテムになっていくのでしょう。

「大人の視点」で、それぞれの好みで特別な時を過ごせるようになってきたことは、とても喜ばしい変化に感じます。

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